健康食品に関する悪徳商法・・・インターネット情報は鵜呑みにしないで

 前ページの説明をご覧になればお分かりのように、代替医療には様々な分野があります。しかも、日本は古くから代替医療の先進国でもあるのです。
 ところが、日本ではことさら健康食品ばかりが宣伝され注目されています。これは、商業主義のために他なりません。
 4000億円とも7000億円市場ともいわれる日本の健康食品市場では、様々な企業が利益を上げようとしのぎを削っています。
 お断りしておきますが、私は、健康食品の効果をすべて否定しようとしているわけではありません。
 科学は、自然界の謎のごく一部分を解き明かしているだけであり、健康食品のなかに未知の薬効があるかもしれません。

 癌の予防効果があるということと癌の治療効果があるということは、そもそも全く別の話です。ところが、健康食品に関しては、この2つが混同されてしまっていることが多いようです。
 自分の健康に気を使う方が、癌の予防効果の可能性を信じて健康食品を試されることはよいことかもしれません。(私自身は信じていません)
 しかし、健康食品で末期癌が消滅したという情報があったら、それは偽りの情報と心得てください。

 法の華三方行の足裏診断のように、病気でない人を病気にしてしまう強引な「えせ宗教」であれば、いずれ社会問題となり暴かれてしまうでしょう。
 しかし、癌患者を対象にした健康食品商法にはリスクがありません。だめでもともと、わらにもすがる気持ちで試しますので、患者さんが亡くなっても、家族は仕方ないとあきらめるだけです。
  一方、たまたま経過が良ければ、熱心な信者が出来上がります。請わなくても、口コミで布教活動をしてくれます。こうして、労せずして大金をかせいでいる悪徳商法がはびこっています。
 人間の心は弱いものです。元気な時には「なんでそんなものを」と相手にもしないのですが、いざ病気になると何かにすがりたくなるものです。医師でも看護婦でも、親族が癌になれば、アガリクスやプロポリスなどを試している人は多いと思います。
 確かに健康食品の有効な人がいるのかもしれません。ただし、健康食品によって、アレルギーや肝障害などの副作用が生じて、かえって経過を悪くした人も存在するのです。しかし、そのような人は表に出てきません。健康食品では、きちんとした研究結果や副作用が明らかになっていないことを知っておいてください。

 悪徳商法には、カルト商法、バイブル商法、セミナー商法などいろいろなタイプがあり、詐欺にもいろいろなノウハウがあるようです。
 カルト商法とは、真理を解明したとか、画期的な発見をしたとか、荒唐無稽な理論を展開する商法です。活性酸素、DNA、素粒子など、一般の方にわかりにくい単語を用いることが多いようです。そんな商法にひっかかる訳がないと思っているあなたも、自分の親が難病に侵されたら、「奇跡の水」に手を出してしまうかもしれません。
 バイブル商法というのは、まず本を出版しておいて信用させ、売り上げを伸ばそうとするやり方です。新聞の下の方の書籍広告欄には、医学博士監修「ガン消滅!」などという、この手の本の宣伝がよく出ていますよね。
 セミナー商法というのは、セミナーと称して人を集め、洗脳してしまおうというやり方です。
 これらを組み合わせて巧妙に信者を増やしている強者業者もあるようです。
 次ページから、インターネットで得られる情報を鵜呑みにしてはならないという実例を示します。


参考になるホームページ

健康情報の読み方

 健康食品について、もっと知識を深めたいと思う方にお勧めします。

ネットワークビジネスリスク研究所

 悪徳商法に関するサイトです。